赤潮が発生し、漁場に近づく恐れが生じた時には、以下のような防止対策をとります。
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魚が表面の赤潮層にまで泳ぎあがってこないようにするため、給餌を一時的に中止します。 | 
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赤潮プランクトンの少ない深所に生簀を沈下させます。 | 
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生簀を赤潮の発生していない安全なところに移動させます。 | 
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モンモリロナイトなどの粘土を水とともに赤潮域に散布して、赤潮プランクトンを殺し、凝集させて海底に沈降させます。 | 
下の写真と映像は、粘土散布に用いる装置と散布状況を示したものです。粘土は、赤潮生物を凝集吸着する性質を持っているため、この性質を利用して赤潮を駆除することができます。
  
  
  
  



