第3回NOWPAP地域における富栄養化評価に関するCEARAC専門家会合

令和4年(2022年)2月25日、第 3 回NOWPAP地域における富栄養化評価に関するCEARAC専門家会合がオンラインで開催されました。

趣旨:
– 実行中の富栄養化状態の評価に関するCEARAC活動の進捗状況をレビューする
– 富栄養化状態の評価に利用したデータの有用性について検討する
– 各衛星に搭載された異なるセンサー別のクロロフィル a(CHL)データを結合して長期かつ連続的に富栄養化評価に利用できるよう改良するための助言を求める

出席者:
– CEARACが開発したNOWPAP富栄養化評価ツール(NEAT)の改良活動に参画するNOWPAPメンバー国の専門家
– NOWPAP RCU の代表者

主な結果:
– 出席者からは、沿岸域に関してプロダクトのアルゴリズムを改良するため、引き続き現場データを収集するべきという意見があった。日本の専門家は、提出されたデータを注意深く検証してパターンやトレンドを見つけ、アルゴリズムの更新に役立てることが重要だと述べた。
- CEARACがSeaWiFS、MERIS、MODIS-Aquaの3つのセンサーからのデータに基づいて最近作られたデータセットを利用し、YOC(黄海広域生態系海色プロジェクト)のアルゴリズムを適用して富栄養化状態評価活動を継続することに出席者は同意した。また、異なるセンサーのCHLプロダクトに一貫性があるかどうかチェックし、長期かつ連続した1つのデータセットを作るための最善の方法を確立することに賛同した。

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